「価値観が合う人と結婚したい」。
婚活中の方なら、一度は口にしたことがあるフレーズではないでしょうか。
ただ、いざ「どんな価値観をすり合わせればいいの?」と聞かれると、答えに詰まる方も多いはず。
価値観と一言で言っても、その中身はかなり幅広いものです。趣味や食の好みのような表面的なものから、お金の使い方や家事の分担、家族との関わり方といった深い部分まで、レイヤーがあります。
結婚後の暮らしを左右するのは、後者の深い部分のほうなんですよね。
そこで今回は「結婚前にすり合わせたい3つの価値観!後悔しない相手選びのコツ」をテーマに、確認しておきたいポイントを解説します。
あなたの婚活を前に進めるヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。
お金の価値観がズレると、毎日の生活がきしむ

結婚生活では、お金の使い方が毎日の判断に関わってきます。
価値観がかみ合わないと、小さな摩擦が積み重なってしまうかもしれません。
「優先順位」が違うとケンカの種になる

お金の価値観って、金額の問題というより、「何にお金を使うか」の優先順位の話なんですよね。
たとえば、
- 休日は外食でリフレッシュしたい人と、自炊で節約したい人
- 旅行に予算を割きたい人と、家のインテリアに使いたい人
- 保険や貯金を厚めにしたい人と、今を楽しみたい人
どちらが正解というわけではないですが、優先順位が大きく違うと、毎月の予算配分で揉めやすくなります。結婚前にお互いの優先順位を共有しておくと、後から「そんなはずじゃなかった」と感じるリスクが減らせるはずです。
大きな買い物のたびに揉める未来を防ぐ

毎日の小さな出費ならまだ調整がきくものの、家や車、引っ越し、教育費といった大きな買い物では、ズレが一気に表面化します。
- 家を買うのか、ずっと賃貸でいくのか
- 車は持つのか、シェアサービスで足りるのか
- 子どもの習い事にどれだけ予算を割くのか
ここで意見が割れると、決定に時間がかかるだけでなく、お互いへの不信感に発展することも。「大きな決断ほど、価値観の差が出る」と知っておくと、結婚前にどこまで話しておくべきかが見えてくるはずです。
結婚前に話し合える関係性を作る

お金の話は、切り出すのに少し勇気が要るテーマです。「お金のことを聞くと、ガメツイと思われるかも」と気にしてしまう方も。
ただ、結婚後に発覚するズレのほうが、関係に与えるダメージは大きいです。早めに切り出せる関係性こそ、長続きする土壌になります。
最初は、
「生活費のイメージってどんな感じ?」
「将来したい暮らしのイメージは?」
といった柔らかい話題から始めて、徐々に具体的な数字に踏み込んでいくと、ハードルが下がります。
家事や役割分担で「当たり前」が違う問題

同じ屋根の下で暮らすと、家事の分担や生活リズムをめぐる小さな違いが日常的に表面化します。
お互いの「当たり前」を確認しておくと、すれ違いを防げますよね。
育った家庭の常識は、相手の常識じゃない

家事に対する感覚って、育った家庭の影響をかなり受けているものです。
たとえば、
- 母親がほぼ全部やっていた家庭で育った人
- 両親で分担していた家庭で育った人
- 1人暮らしが長く、自分で全部やってきた人
それぞれで、普通のラインが違います。
「お皿はすぐ洗うのが普通でしょ」
「洗濯は週末まとめてやるのが当たり前」
こうした感覚は、本人にとっては当然でも、相手にとっては違和感のもと。「これが普通」を一度疑って、お互いの基準を擦り合わせる時間を持ちましょう。
「やってくれるはず」が招くすれ違い

結婚前のすり合わせで、いちばん危険なのが「やってくれるはず」という思い込みです。
明確に話し合っていないのに、
- 料理は妻がやるもの
- ゴミ出しは夫がやるもの
- 買い物の段取りはやってくれるはず
こんな前提を勝手に置いてしまうと、結婚後に「なんでやってくれないの?」と不満が爆発します。お互いが思い込んでいる「はず」を、結婚前に言葉に出して確認しておく。
地味な作業ではありますが、これをやるかやらないかで、結婚後の摩擦の量がかなり変わってきます。
完全分担より「得意な方が多めに」が現実的

「家事は半分ずつ」と決めても、実際の運用は難しい場面が出てきます。仕事の繁忙期や体調不良、出張、子どもが生まれたあと。ライフステージごとに、できる量は変わるもの。
完全な平等分担にこだわるより、
- 得意な方が多めにやる
- 時期によって役割を入れ替える
- 不公平が出たら、定期的に話し合う
このくらいの柔軟さを持っておくほうが、長続きしやすいです。分担しないと不公平ではなく、「お互いの状態を見ながら回す」発想に切り替えると、関係がぐっと楽になります。
親との距離感で結婚後の景色が変わる

結婚は2人の関係だけで完結しません。
お互いの親や家族との付き合い方を、どこまですり合わせておくかで、結婚後の景色は大きく変わってきます。
帰省や連絡の頻度に対する温度差

親との距離感って、本当に人それぞれです。毎週末、実家に顔を出すのが当たり前の人もいれば、年に数回しか会わない人もいます。「母とは毎日LINEする」という人と、「親とは特に連絡を取らない」という人がカップルになると、結婚後にズレが浮かびがち。
たとえば、
- お盆と正月、どちらの実家に泊まるか
- 親の誕生日に何をするか
- 親からの連絡にどこまで応えるか
こうした場面ごとに判断が問われるので、結婚前にお互いの感覚を確認しておくと、突然の摩擦を減らせます。
トラブル時の対応スタンスを擦り合わせる

親が高齢になってくると、介護や入院、相続といったテーマが現実味を帯びてきます。
このときに、
- 経済的にどこまで支援するのか
- 同居の可能性はあるのか
- 施設に入れる選択を取るのか
これらの判断スタンスが大きく違うと、お互いの家族を巻き込んだ揉めごとに発展しがち。結婚直後にすべて決めておく必要はないものの、「困ったらこういう方向で考えたい」というスタンスだけでも共有しておくと安心です。
何かあったときに、お互いの感覚が大きく離れていない状態を作っておくことが、後々の関係を守ってくれます。
相手の家族と「無関係」ではいられない

「自分の親のことは自分でなんとかするから、相手の親には関与しなくていい」
そう思っている方もいるかもしれません。ただ、結婚した以上、相手の家族とまったく無関係でいられる場面は、ほとんどありません。
- 冠婚葬祭
- 年末年始
- 子どもが生まれたときの行き来
直接の関与は少なくても、相手の親との関係がギクシャクすると、結局自分のパートナーに負担がかかります。「相手の家族=間接的に自分にも関わる存在」と捉えておくと、結婚前から無理のない距離感を考えやすくなるはず。
結婚相談所では、家族間のテーマも含めて擦り合わせのサポートを受けられるので、1人で抱え込みそうなときに頼れる選択肢になります。
あとがき
今回は「結婚前にすり合わせたい3つの価値観!後悔しない相手選びのコツ」について解説しました。
結婚前に確認しておきたい価値観は、
- お金の優先順位
- 家事や役割分担に対する「当たり前」
- 親や家族との距離感
この3つです。
どれも最初は、切り出しにくいテーマかもしれませんが、結婚後に発覚するズレのほうがダメージは大きいもの。「話し合える関係性」そのものが、結婚後の幸せを支える基盤になります。
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