頑張っているのに婚活が長引く人と、力みが抜けてから結婚が決まった人。その差は、活動量ではありません。
結果が出ないとき、まだ努力が足りないと自分を責めてしまう人がいます。ただ、成婚まで進んだ方の話を聞いていくと、多く出てくるのは頑張る向き先を切り替えたという話。身についた思考の癖を手放したところから、出会いの手応えが変わっていったんです。
そこで今回は「頑張るほど婚活が長引く?結婚が決まった人が変えた3つの考え方」をテーマに、今日から実践できる考え方をお伝えします。
自分の婚活と照らし合わせながら、ぜひ最後まで読んでみてください。
無理していい人を演じるのをやめた人が婚活で選ばれる

嫌われないための努力を重ねるほど、相手の記憶からは遠ざかっていきます。
頑張る先を切り替えた人に起きた変化を見ていきましょう。
合わせすぎる人がお見合いで損をする理由

お見合いの席で、店も飲み物も話題も、すべて相手に委ねていませんか?
「何でも大丈夫です」と返すたび、相手は次の話題をひとりで探すことになります。気を遣っているつもりの返事が、手応えのなさとして届いてしまうんです。
お見合い後の感想でよく聞くのが、感じはよかったけれど何が好きな人なのか分からなかった、という声。必要になのは会話術ではなく、好みをひとつ出す勇気です。
コーヒーより紅茶が好きだと言う、休日は人混みを避けたいと伝える。それだけで相手は次の一手を考えやすくなり、二度目の約束につながりやすくなります。
断れない婚活が交際を長引かせる

交際に進んだあと、気の進まない誘いを断れずにいる人は多いもの。
- 日曜の早朝から出かけるドライブ
- 興味のない映画
- 毎回相手の地元での待ち合わせ
全部に応じているうちに、疲れだけが積もっていきます。しかも相手には、無理をしているかどうかが伝わるもの。楽しそうに見えない時間が続けば、相手も自信を失っていきます。
ここで役立つのが、置き換える言い方。
「今週は仕事が立て込んでいるので、来週の午後はどうですか」と返せば、関係を保ったまま自分の都合も守れる。断れないまま続く交際より、調整し合える交際のほうが先へ進みます。
好かれる努力より伝える努力に切り替える

無理をやめるといっても、相手を軽んじることではありません。
伝える順番を変えるだけです。たとえば交際の早い段階で、「料理があまり得意ではなくて」と先に打ち明けてみる。休日は家で過ごすことが多い、貯金より経験にお金を使ってきた。
よく見せたい部分を隠す代わりに、素の情報を少しずつ渡していくやり方ですね。合わせすぎる癖の正体は、思い込みを手放す考え方でも取り上げています。
これを聞いても会いたいと言ってくれる相手は、演じた自分ではなく今の自分を選んでくれた人。反対に離れていく相手とは、無理が表面化していたはずです。
隠す労力を減らすほど、相手との会話は深く進んでいきます。
理想ぴったりを探す婚活をやめると出会いが動き出す

条件を照らし合わせる作業が中心になると、目の前の相手が見えなくなりがち。
判断の置き場所を変えた人の進み方を追いかけていきましょう。
お見合い中に相手を採点する癖をやめる

相手が話しているあいだ、頭の中で加点と減点をしていませんか?
- 転勤の可能性があるから減点
- 長男だから減点
- 趣味が合うから加点
採点に集中していると、相手の話の中身は残りません。趣味の話を振られても、頭がすぐ採点表に戻り、返事が一拍遅れます。
しかも採点している顔つきは、机の向こうにも伝わるもの。見定められていると感じた相手は、次の申し込みを控えるでしょう。採点をやめた人が持ち帰るのは、その九十分が心地よかったかどうかという一点だけ。
判断の材料を減らすほど迷いも減り、二度目に会うかどうかを翌日には決められるようになります。
交際相手を並べて比べるほど決められなくなる

仮交際が三人同時に進むと、つい比較表を作りたくなります。
Aさんは収入が安定していて、Bさんは話を聞くのがうまく、Cさんは食の好みが近い。ところが並べて眺めているうちに、三人の長所を足した架空の人物が理想として出来上がってしまうんです。
三人に等しく距離を置いたまま、交際期間のほうが先に終わってしまいました。比較をやめた人は、ひとりずつ別々に考えるようにしています。この人と十年後、同じ食卓についている姿が浮かぶかどうか。
横並びの採点表から、ひとりずつの未来へ問いを変えると、決め手は見つかりやすくなります。
安心できる相手かどうかは予定が崩れた日に分かる

条件では差がつかない部分が、予定どおりに進まなかった日には表れます。
電車が止まって待ち合わせに三十分遅れると連絡したとき、ある人からは「気をつけて来てください、店で待っています」と返ってきました。別の人は既読がついたきりで、会ってから待ちくたびれた話を長々と聞かされたそうです。
年収も勤務先もほとんど変わらない二人なのに、雨や遅延といった小さな乱れへの反応はここまで違ってくるもの。結婚生活は、予定どおりに運ばない日のほうが多いかもしれません。
だからこそ、崩れた日にどう振る舞う人かを見ておくと、条件表よりも確かな手がかりになります。
気持ちを後回しにする癖が婚活を長引かせる理由

うまくいかない時期ほど、正解を探すことに気を取られ、自分の感覚が後ろへ下がります。
気持ちを前に戻した人の変化を三つの場面から見ていきましょう。
正解探しをやめると婚活の判断が早くなる

うまくいかない時期に増えるのが、「この場合はどう返すのが正解ですか」という問い。
友人にも、ネットの記事にも、担当者にも同じことを聞いて回る。ところが返ってくる答えはそれぞれ違い、集めるほど動けなくなっていきます。返信を三日寝かせているあいだに、相手からお断りが届いたという話も聞きました。
順番を入れ替えてみましょう。まず自分が、もう一度会いたいのか、会いたくないのかを決める。そのうえで、伝え方の部分だけを人に相談する。決めるのは自分、整えるのは他人という分け方にすると、判断の速さが戻ってきますね。
人の意見は、自分の答えが出たあとのほうがよく効くものです。
自分の希望を言わないまま進む交際の危うさ

子どもをどうしたいか、共働きを続けたいか、親との距離をどう取るか。
聞かれていないから言わずにおく人は多いものです。ところが真剣交際の直前になって食い違いが表に出ると、それまでの数か月が白紙に戻ることもあります。
実家の近くに住みたいと最後になって切り出し、相手が返事に窮した例もありました。避けたいのは、言い出しにくい話をまとめて最後に持ち出す形。仮交際のあいだに、一回につきひとつだけ希望を出していくと負担になりません。
今日は住む場所の話、次は働き方の話、といった具合に小分けにする。早めに出した希望が食い違ったなら、その時点で分かったほうが痛手は小さいです。
こうしたいを伝えた人ほど信頼される関係になる

希望を伝えるのはわがままではなく、相手に判断の材料を渡す行為です。
「次は静かに話せるお店がいいです」と伝えた女性は、相手から、自分も騒がしい店が苦手だったと返されました。来月は仕事が重なるので会うのは月二回にしたい、と切り出した男性は、その率直さで逆に信頼を得たとのこと。
こちらが本音を出すと、相手も出しやすくなります。店選びも日程も、二人で決めるものへ変わっていったそうです。反対に、何を感じているか分からない相手には、誰も踏み込めません。
どうしたいかを言葉にするところから、結婚後も続く話し合いの土壌ができていくんです。
あとがき
今回は「頑張るほど婚活が長引く?結婚が決まった人が変えた3つの考え方」について解説しました。
- 無理していい人を演じない
- 理想ぴったりの相手を探し続けない
- 自分の気持ちを後回しにしない
3つに共通しているのは、頑張る先が相手の評価ばかりに向いていたこと。好みをひとつ出す、採点をやめる、希望を小分けに伝える。次のお見合いで、どれかひとつを試してみてはどうでしょうか?
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